2015/06/11

バウハウスと茶の湯


バウハウスで学んだ日本人、山脇道子著。
バウハウスと茶の湯が、どんなかたちで融合するのかと、気になっていた本。

山脇巖、道子夫妻は1930年、バウハウスに入学。本書にはファンデルローエやカンディンスキーら教師のようす、学生達のようす、日々の生活のようすが記されていて、美術書としての数多のバウハウス本からは感じることのできない視点がある。

茶の湯に関しては、期待していたほどの記述量ではなかったという感もあるけれど、それはこちらの勝手な期待ということ。

この時代に、猛者揃いとも言えるバウハウスにおいて、日本人として学び、日本の文化を伝えながら生活していた芯の部分を支えていたもの。それが茶の湯の精神だったのかなと思った。ものの形とか創造の源とか、そんなことよりももっと深い部分で。

0 件のコメント:

コメントを投稿